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四角い卵と女郎のまこと

 投稿者:Ruby-J.  投稿日:2017年 3月30日(木)17時08分2秒
編集済
  遊郭って、宣伝用に話に尾ひれつけるから、吉原のそれはわかりにくいよね。伊勢の古市遊郭は、格式の高さを謳うのに、「京の没落公家の娘がいた」ことをウリにしてた。ただこれも実在性はあやしくて、伝説の類か、混乱期だけの話じゃなかったのかな…と。じゃあ本人はどうかというと、花魁ってとにかくみんなに身の上話聞かれるらしくて、最初は律儀に答えてても、そのうちちょっとずつ脚色するようになり、本人もどれがどれだかわかんなくなってる人がいるらしくて。そういう話はよその遊郭でもみんな真似するから、うちらでも判別しがたいんだわ。
江戸の庶民は、高貴の人が女郎に売られる妄想話好きだよねえ。私は、極貧の境遇から努力してああなったという現実のほうが尊いと思うんだけど。

ともあれ、側室リストラから派生した女性を描きたいなら、それはいいとしよう。でもキャラクター造型はちゃんとしよう。
何度も言うけど、この人はちっとも花魁らしく見えないのだわ。博徒と兼任はどういじっても無理なので、別キャラを立ててはどう?
花魁てのは一人で外出しないし、「体臭がない」といわれるぐらい綺麗にしてて、普段からやっぱりあきらかに違うらしいんだわ。相撲の大関が神様なら、花魁は生きた菩薩なんだよね。ヤクザまがいの下賤な男がひしめいてる賭場になんか、足を踏み入れただけでえらいことになる。神々しすぎて総員ドン引きかも。

花魁で華やかにしたいのなら、それを文章で表現しなければならない。たとえば道中スタイルの衣装とか、ちゃんと調べないと書けないわけで。
廓を描くのは本当に難しいよ。システムとかしきたりとか振る舞い、話し方、客のさまざま、衣装の着方、髪型、スケジュール、みんな特殊なんだわ。当然、花魁だけでもってるわけではまったくないし。仕事の部分はR18になるし、それはどうするのという問題もある。

廓の場面は歌舞伎によく出てくるけど、江戸の人が吉原らしいと思う芝居は、やっぱり『助六縁江戸桜』じゃないかな。ただ、今はいいバージョンがないんだよね。白黒だけど、十三代市川團十郎のをようつべで見られる。酔っ払った悪ふざけみたいな演目で、全編酒席の雰囲気。ヒーローが頭と性格の両方悪くてマッチョなナルシストで、植民地の男ってこうなんだろうなとよくわかる。
玉三郎+勘三郎の『籠釣瓶花街酔醒』は、シネマ歌舞伎でやっててよろし。超絶美麗な花魁というのはこれか、みたいな。吉原ではないけど、伊勢の古市遊郭が舞台の『伊勢音頭恋寝刃』も必見。これは実におもしろい。実際にあったスプリーの話。DVDか、NHK-BSでよく歌舞伎やってるので、そういうのをチェックすればいいと思う。
あと『桜姫東文章』(鶴屋南北)、DQNにかどわかされたお姫様が遊郭(岡場所)に入る話があるよ。これも今あまり上演されないのだけど、お姫様言葉が抜けなくて、女郎言葉とまぜこぜに話す。これも実在の事件と関係していて、品川の宿場女郎がある日突然「わらわは京の吉田家(公家)の息女である」と言い出して大騒ぎになった事件をふくらませて脚色した芝居。脚本だけなら本で出てる。絶版なので図書館で。ややこしい筋だけどねえ。
昭和の話になるけど、『吉原はこんなところでございました』福田利子著・ちくま文庫はどう。江戸期の吉原のことも基礎知識としてわかりやすく書いてある。着物の着方にもふれてるよ。ただ、太夫と花魁はやっぱごっちゃになってる観が。宣伝用に自称してたんだろうね。

こっちだと、京都市内じゃないけど、花魁のかんざしや高下駄を置いてるお店があるよ。一度行ってみるかね。実際に見ると、量や大きさに圧倒される。あんなもん履いて絶対歩けないし(八文字で歩くのが完成するまで三年かかったらしい)、物理的に頭に乗らんぞこれ…と実感するよ。KISSなんざぬるいぬるい。
下駄だけで3kg、それ抜きで衣装総重量20kgを超えると言われる。
 

カラー版徹底図解大奥

 投稿者:吉原帝  投稿日:2017年 3月30日(木)01時56分6秒
  の83ページに「美人ならすぐに別の生き方が出来るから」リストラを断行した、という記述があって
検索したらヤフーに「大奥から遊女になった例は確率は低いが否定はできない」というのがあって
そもそも幕府的に大奥から遊女になったっていう公的な記録があるわけもなく
ただ何かどこかで「大奥出身の遊女が吉原にいた」という記述を読んだ覚えはあるんだよなあ 確かに

『吉原という異界』持ってるけど遊女側の事情あんま書いてないなあ 遊女になる前の話
 

できれば出典教えて

 投稿者:Ruby-J.  投稿日:2017年 3月29日(水)19時41分43秒
  ただ、吉原に行った人がいるって、女郎になったということなんだろうか?師匠系や芸妓じゃなくて?
女郎が外に出られないから、芸事のお師匠も中に住んでいたりするよ。芸妓も便宜上中やその周辺に住んでる。それに商店もあるし。

まあそれはそれとして、奥女中上がりならなおさら、最初のような「あらーんやだー」みたいな言葉使いはしないと思うよ。
 

え~でも

 投稿者:大奥帝  投稿日:2017年 3月29日(水)18時31分30秒
  吉宗の大奥大量解雇事件の時、吉原に行った人がいたって  

とんでもないクロートもいるわけか

 投稿者:Ruby-J.  投稿日:2017年 3月29日(水)15時54分50秒
  『吉原裏同心』、ウィキでちょっと読んだけど、
…………………。
ひどいなこれ。この時代の吉原に太夫はいないし、旗本の娘が親の治療費で吉原に身売りって、何じゃそら。貧乏旗本の娘なら、それこそ御殿づとめの黄金パターン。いきなり吉原はないわ。
 

これだからシロートはと頭を抱える

 投稿者:Ruby-J.  投稿日:2017年 3月29日(水)15時15分41秒
  君は成人式にキテレツなコスプレしてくるDQN娘か。花魁を何だと思っているのか…。
基礎知識すらない状態では、いくらパラレルワールドでも、廓を描くのは無理。
まずこの三冊ぐらいは読んでみて。
『吉原という異界』塩見鮮一郎著・現代書館
『吉原と島原』小野武雄著・講談社学術文庫
『図説 吉原事典』永井義男著・朝日文庫

前身がどういう人でも、もちろん廓言葉を話す。言葉使いは格式の表現でもあるから。
というより、途中から入るという設定がわからん。16-18才には完成形になってなきゃいけないので、ほとんどが廓育ち。よく身請けとか言ってるのはせいぜい二十代前半。
伝統芸能の世界と同じで、子供のころから芸事や振る舞いを仕込まないとモノにならない。後から入る人がけっこういるのは、岡場所のほう。たとえば「悪い男にだまされて売られる」とか「急に家が破産した」とか、そういうケースはみんな岡場所。あと岡場所に大規模なガサ入れが入って、捕まった女郎がまとめて吉原へ売られるなんてひどい話もあった。もちろんお上と楼主が取引してる。ただその場合、大見世には行けないんじゃないかな。
元大奥はほぼありえない。奥女中は高給取りで、五十六十まで働ける。平女中でも貧乏武士よりずっと収入がいい。教育もコネもあるから、転職先や縁談だっていくらでもある。そもそも奥女中と女郎とでは出身層が全然違う。遊郭に売られるのは、東北や北関東や北陸の寒村で、そこへ行かないと餓死するような環境の子。間引きされるよりマシとか、そういうレベル。吉原ってのはガチの人身売買なんだよ。短命だし、不妊症になる人多いから、結婚できても実子に恵まれるケースは稀だった。
ちなみに明治維新以降だと、旧家の娘や高学歴の女子が吉原へ売られる例もあったよ。薩長のエセ近代社会は女子にとって最悪。

…そういえば、一つだけ外へ出られるケースがある。花魁は過労で精神的に追い詰められてたり、ぼんやりしてたりするから、吉原は放火や失火でしょっちゅう火事になったんだわ。それが大火になったら、その後普請ができるまで外で仮営業する。その間は雑魚寝になるけど、町の人と同じ銭湯へ行ったり買い物できるんで、そのわずかな自由のほうがずっとマシだったらしい。普請ができて戻されると、また火事が出る。こんなに嫌がってんだから、閉じ込めるのやめろよとマジで思ったなぁ…。
 

まあ要するに

 投稿者:花魁帝  投稿日:2017年 3月28日(火)18時25分19秒
  「吉原裏同心」的なものをあとの話でやりたいんだけど、あのヒロイン(非花魁だが吉原で働く人)が地味で...
吉原の話なら花魁を主人公にしたいじゃん。
テレビでも大夫を絡ませて来たりいろいろ工夫してたけども。

吉原には途中で売られた人とか元大奥もいるはずなんでそこらへんの人はどう喋ってたんだろう
 

お仕事その2

 投稿者:Ruby-J.  投稿日:2017年 3月28日(火)16時42分43秒
  たんに算術を習わないだけでなく、意図的に金銭の計算から遠ざけられて育つんだわ。行商の人から何か買うときは、遣り手に言ってつけといてもらう。自分では一銭も持たない。
これは商品価値を高めるためでもある。一般の女性とは違う「夢の中の存在」でなければならないから、計算だけでなく、生活に役立つこと全般、たとえば料理や針仕事も一切しないしできない。女郎は基本的にみんなそう。ただ、芸事はそれなりにできる。
あと花魁てのは通称「ありんす言葉」、「廓言葉」を話す。方言を隠すための吉原公用語。江戸期の方言てのはお互いに外国語みたいなもので、公用語がないと言葉も通じない。小さいころに連れてこられた人が多いので、第一言語が廓言葉になること多し。だからこの話し方は非常に違和感が。そもそも、このキャラクターを花魁にする必然性を感じないのだけど。

あと、中間もちょっと違う。藩によって扱いが違うけど、常雇いの中間は、足軽と同格かそれより下の下級武士が多い。半分農民みたいな感じ。帝が言いたいのは「渡り中間」のことだと思う。これはいわゆるフリーターで、家格の低い浪人や、腕に覚えのある町人が多かった。それこそ柄も悪かった。
藩の経費もバカにならないので、江戸に出ると、常雇いのほかに渡りを雇うんだよね。
 

花魁というお仕事

 投稿者:Ruby-J.  投稿日:2017年 3月27日(月)20時01分46秒
  最初のを読んだ。
ううーーーん、これは設定に無理がある。着物の件はこれでいいんだけど、吉原の花魁てのが不味い。ランクにもよるけど、基本的に吉原の花魁てのは高級娼婦なので、上品なもんです。浮き世離れしてて、こんなじゃらじゃらした人ではつとまりまへん。これだと花魁ていうより、切見世の鉄砲女郎だなあ。
あと吉原っていうのは大きな牢獄で、女郎は大門の外に出られない。もし出た場合、足抜けと見なされて追っ手がかかり、すさまじい折檻に遭う。芝居見物にすら行けない立場なので、そもそも賭場に出入りできない。だいいち花魁はオカネの計算を習わない。計算できる人は自分の借金も計算できる、それは楼主にとって都合が悪いので教えない。おまけにすごい激務なので、賭場で遊んでる暇なんかありません。
年季が明けたら、別の仕事につくか出て行く。ということはすでに花魁ではない。
ちなみに花魁には定年があって、26ー27才ぐらいでやめられる。やめた後どうするかというと、意外なことに「客と結婚」が一番多かったらしい。定年が近づくと話をつけておくんだとか。吉原の中で商売する人もいた。廓の中に残って遣り手になる。パトロン見つけてカタギの商店主になるケースも。女郎を続ける人は岡場所(私娼窟)へ。ただ最後のは好きでやるわけじゃないし、あまりいい結末にはならない。
苛酷な稼業なので、途中で病気になって亡くなる人ももちろん多かった。20代後半まで生き延びればの話です。
 

証人喚問今回はエダノが偉い

 投稿者:Ruby-J.  投稿日:2017年 3月23日(木)19時20分52秒
  ごめん、忙しすぎて小説全然追いついてないわ。来週ゆっくり読むんで、その間に校正してて。

証人喚問、与党の時間ばっかり見てるからつまんないのでは。運良くエダノの時間に見れたけど、見事なものだったよ。よくぞあの短時間で、当時の籠池代理人弁護士が官僚とごにょごにょやってたことを引き出した。さすがや。
前に、エダノは弁護士としてはまっとうで優秀という話を玄人筋から聞いたんだけど、本当なんだな。
 

アップロードする段になって二回消されたわ

 投稿者:小説帝  投稿日:2017年 3月21日(火)23時03分34秒
編集済
  とりあえずアップはしたが 校正したぶん消されたのでまたちょっとずつ校正しなきゃ

「蘭樂☆KOTOHAJIME!外伝 鬼平異聞帳4「長壁姫」」/「keystone」の小説 [pixiv]
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7962414
 

うちのパソコンが原因っぽいです

 投稿者:ぷーこ  投稿日:2017年 3月10日(金)17時03分40秒
  お返事をありがとうございます。
やはりうちから臨時に書き込めません。
原因は私のパソコンでしょう(+_+)
 

別に

 投稿者:臨時帝  投稿日:2017年 3月 9日(木)17時23分2秒
  できるぞ  

臨時が

 投稿者:ぷーこ  投稿日:2017年 3月 5日(日)18時06分2秒
編集済
  臨時掲示板に書き込みできないです。
ダメですかしら。
あっでも急ぎとかじゃないんで、のんびりしています。
 

小説新作

 投稿者:赤い帝  投稿日:2017年 2月23日(木)20時42分1秒
  「赤い着物」の秘密が明らかに!

「蘭樂☆KOTOHAJIME!外伝 鬼平異聞帳3「手の目」」/「keystone」の小説 [pixiv]
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7859620
 

もうそんな時期か

 投稿者:確定申告帝  投稿日:2017年 2月14日(火)00時24分39秒
  ていう曲です
http://www.nicovideo.jp/watch/sm30599988
 

幻のゴルコンダ・ダイヤモンド

 投稿者:Ruby-J.  投稿日:2017年 2月 3日(金)18時45分0秒
  今日さほどきつくなかったので、今のうちに。

さて金剛石(ダイヤモンド)。この当時の本当にいいダイヤはほぼインド産。今回の石はコ・イヌールがモデルだろうけど、これもインド。
ゴルコンダ王国(現ハイデラバード付近)というところに、ダイヤの産地があった。史上名高いダイヤは、たいていゴルコンダ・ダイヤモンド。コ・イヌールも、オルロフのダイヤモンドもマリー・アントワネットのブルーダイヤ(ホープダイヤ)も。
でも、我々が普通に目にするダイヤは、ほとんど南ア産その他のアフリカ産とロシア産、ブラジル産。もちろんちゃんと綺麗だけど、典型的なゴルコンダは、成分そのものがわずかに違うんだわ。窒素を含まない。タイプIIと通称するものの代表で、全体にブルーイッシュ。タイプIIのうち、ホウ素を含んで明瞭なブルーになったのが、アントワネットのブルーダイヤ(タイプIIb)。ゴルコンダ・ダイヤは透明度が高い上に大粒なので、西洋人にアラされて取り尽くされてしまいましたとさ。だから今はもう取れません。ゴルコンダ王国も17世紀末に滅びてしまいました。その代替として、この当時はすでにブラジル産が流通していたので、ゴルコンダの希少価値はきわめて高くなってた。
このテーマ的にはものっそい美味しいネタなので、ここはダイヤちゃんとクローズアップすべきざんしょう。

ゴルコンダのいいやつで無色透明のは(タイプIIa)、光が目に入ると「うぎゃああああ」となるぐらい輝く。遠目でもギッラギラ。しかも青光りする。「白より白い」って感じ。たしかにあれは「ダイヤモンドに目がくらむ」、生理的に(笑)。
ゴルコンダ・ダイヤが何でそうも輝かしく大粒が多かったのか、実は現代でも解明されていない。タイプIIというのは、あくまで研究の結果「窒素が含まれていないことがわかりました」ということで作り出された現代のカテゴリーで、タイプIIでももちろん汚い石のほうが多いし、ホウ素にいたっては何で含有できたのか、まだわからないらしい。いまだに多くの謎があるといわれてる。

で、インドでも欧州でもペルシャでも、でっかい宝石は権威の象徴として扱われていた。宗教権力や政治権力なので、封建時代の宝石は男性用が主体。欧州では王笏や王冠についてる。インドやペルシャならターバン飾りや首飾り(男性用)、ベルト、宝剣。そして仏像や神像。身分制社会てのは、偉い人への「信仰」で成り立ってる面があるから、王様や大司教は神様のように満艦飾に着飾る。
だから将軍家への献上品ならば、ゴルコンダと日本の職人芸をコラボさせて、小太刀につけるとか、小さい仏像に作るとか、兜の飾りとか、盗賊が是が非でも盗みたくなるかっこええもんが設定できると思う。
ジュエリー部分を設定するのが難しいなら、105ctのゴルコンダてことで、石だけでも十分対象になる。

そして、18世紀ごろの女性用ダイヤモンド・ジュエリーは、ブローチより首飾りが優位。ドレスの肩が開いてるし、ダイヤモンドは本来夜の宝石なので。ブローチが大流行するのは19世紀ヴィクトリア朝ぐらい。昼間は首の詰まった服しか着なくなったので、ブローチが必要になったし、今からくらべれば微々たるものとはいえ、宝飾品の大衆化が始まった。王侯貴族しか持てなかったのが、中流階層も使いはじめる。ブラジルと南ア鉱脈の発見やゴールド・ラッシュの影響がすごく大きい。
しかも105ctのダイヤのブローチって作りが難しいのよ。ここまででっかい石をどかんとつけると、装着したとき下手するとお辞儀してしまうし、デザイン的にいいものになるイメージがわかない。
 

鬼平はBSフジでやってる

 投稿者:Ruby-J.  投稿日:2017年 2月 2日(木)21時44分18秒
  その後KBS京都で必殺シリーズも(帝國で見られへん)。

赤い着物、私も抜け道考えてみたけど、勤務中ってのがやっぱりネックだわ。プライベートならいくらでも抜け穴があるんだけどね。よくあるのが、深紅より一段階浅い色にして、禁色じゃないですよ~ということにする。これでも十分真っ赤。でも下級武士が勤務中にそれでは通らん気がする。公家の男は赤系を好んで着るけど、武家はやっぱりね。

さて小説。またこれ、ツッコミがいのありそうなやつを出してきたなぁ…。

・新興住宅地って語彙はやめて。雰囲気も何もあったもんじゃない。
・噺家のところ、「人語を解し何やら神様のような神通力まで使えるようになりますようで…」→「神様のような」はいらない。神通力だけで十分。
・とりわけ言葉で商売する人のところは、頭の中でちゃんと読んでみて。音声として流れの悪いところは切ってく。作詞の要領でいいよ。
・宿屋。まあこれは参考までになんだけど、江戸市中の宿屋は実のところ公事宿(訴訟などの用事で泊まる宿)ばかりで、宿自体が役所みたいなもの。食事やサービスは悪いし、身分ごとに宿が分かれてるし、建物も悪く、周りに売店もなくて、ちっとも楽しくなかったんだとか。江戸はやっぱり入ってくる人を非常に警戒して、遊びに来る旅行客をなかなか入れなかったみたい。旅を楽しむ感じなのは市外の江戸四宿だけど、実際は宿屋の置かれる場所や認可もけっこうやかましかったとか。深川はこの当時「市外」。
・城下町にありがちだけど、市中の往来も夜になるといたって不自由で、町ごとに門があって閉められてしまうとか。長屋に住んでても事実上の門限があり、だから夜泣きそばが流行った。町内ごとにナワバリがある。
・ガラスケースなぁ…。ガラスはあった。でもこの外来語や味気ない仕立てはナントカならんのだろうか。もっと和風寄りでワクテカするようなものに入れたほうが。
・ブローチも微妙。イメージが単純すぎるし、舞台仕立てとして、盗まれるものの魅力を高めてほしい。このへんはやっぱり美的描写が必要かと。宝飾史もからんでくるから、詳しくは後で。オランダ=西洋風だからちょっと近代的でもいいやという設定に頼りすぎてはいかんよ。
・江戸時代の「お前」は、普通に「あなた」ぐらいの意味。ちゃんと敬語。目下に使うとかやや荒い言葉になったのは現代語。ここは「うぬ」とか「そち」とかぐらいで。前者のほうが荒い言葉。
・鑑定書って、たぶんこの時代にはないんじゃないかな…。何で判断するかというと、こういう大きな石は必ず由来がちゃんとしてるので、そこ重視だった。それと宝石商の目利きだろうね。
・解決編、もうちょっと文章練って読みやすくして。
・伝通屋でんでんはいいと思うよ。

ではまた後日。余裕があったら明日、疲れてたら土日ぐらいに。
 

二話目できた

 投稿者:鬼平帝  投稿日:2017年 1月30日(月)22時00分6秒
  赤咲の着物が赤いの、詳しいことはまたあとの話で。

「蘭樂☆KOTOHAJIME!外伝 鬼平異聞帳2「猫又」」/「keystone」の小説 [pixiv]
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7763679

今時代劇チャンネルで鬼平見まくってるけど
他の時代劇と違って「悪の事情」がキッチリ書かれてるの凄いな
こんな面白いもん知らなかったのか
 

時代劇撮影

 投稿者:本当の人  投稿日:2017年 1月19日(木)22時40分6秒
  >というか、時代劇に写るのは、江戸という設定の京都だと言って過言でない。
 近年は茨城の「ワープステーション江戸」も結構ある。→Ruby-J.
 

桃太郎侍

 投稿者:本当の人  投稿日:2017年 1月19日(木)22時34分12秒
  ひと~つ、人の世の生き血をすすり、
ふた~つ、不埒な悪行三昧
みっつ、醜い浮世の鬼を
退治てくれよう桃太郎
桃太郎こと、松平鶴次郎
 

ついでに調べてみた

 投稿者:Ruby-J.  投稿日:2017年 1月11日(水)22時58分12秒
  松平備前守の双子の弟とwikiにあったよ。
紫衣は、非公式の存在だけど実は御三家っていうカブキ者的自己表現なんでせう。
しかし画像検索してみたけど、ひでえ悪趣味な着物だな…。歌舞伎でもこれぐらいのは出てくるけど、似合ってないのか。
 

禁色

 投稿者:Ruby-J.  投稿日:2017年 1月11日(水)21時50分2秒
  桃太郎はよく知らないけど、たしか身分は高いという設定だったはず。高位の人だから着てるのでは?
禁色ってのは、「この色は何位以上でないと着てはいけない」「女性の場合、上臈だけの着用(中臈以上もアリ)」等の決まりだから、それをクリアしてれば着てもいいよ。もとは律令制の規定。帝だけの色とか東宮だけの色なんてのもあります。坊主の世界にもある。江戸時代になると、幕府がそれにいろいろプラスした。すごくややこしい。町人はときにルール違反可能なのは、「身分がないから、したがって制度上の禁忌からも無視される場合がある」。放置されてることでかえって自由だった。でも同心は制度内の存在なので、身分が低いことがネックになる。

桃太郎は「正義の人」。あれは鼻につくから見たことない。水戸黄門や暴れん坊将軍も同じ理由で好きではない。よく地方代官が悪役になってるけど、あれって理不尽すぎる。ただの中間管理職イジメではないのか。偉いなら、まずお前らが制度を正せと小一時間。
 

陰謀調査

 投稿者:陰謀局長  投稿日:2017年 1月11日(水)21時23分25秒
編集済
  取り下げます。

(本件の問い合わせ先)
掲示板省 陰謀局 「デス之書」係 (内線256)
 

アニメの鬼平いいわあ

 投稿者:桃太郎帝  投稿日:2017年 1月11日(水)19時14分32秒
  アニメなのでロケ地京都に頼らなくてもいい。
時代劇っていっつも同じセットだからアニメだと自由に背景作れるから斬新。

アニメ鬼平はなんとなく御手洗っぽい クール
ナレーションとおまさの朴璐美は梶芽衣子を意識したボイスになってる

時代劇ついでに桃太郎侍も見てる あいつ侍っぽいが着物が紫だぞ
そもそもあいつ何なん? 単なるテロリスト?
 

あ、そうそう

 投稿者:Ruby-J.  投稿日:2017年 1月10日(火)18時52分4秒
編集済
  はちゃめちゃなようで衣装の芸が細かいのは、必殺シリーズかな。
中条きよしと京本政樹は、殺し場で赤や紫のド派手な着物に替えてくるけど、藤田まことは徹底してあの格好でしょう。前二者は美男枠ってこともあるけど、町人だからルール違反がアリなんよね。
それに、中村主水も若いころはちゃんと同心の定番ファッション、黄八丈に紋付き黒羽織着てるんだけど、年齢がゆくとだんだん地味な着物になっていって、羽織も染めが落ちて茶色っぽくしてある。同心の羽織だけは制服で反物支給されるんだけど、不況だとそれは反物のまま売ってしまって、古いのを着続ける人が多かったとか。それで羽織が羊羹みたいな茶色に色あせる。真っ黒の染め直しも高いから。
そのへんをすごいリアルに染めてあるんで感心するよ。ドラマの美意識とキャラ設定と史実をちゃんとミックスさせてある。あせた黒ってほんとにああなるからすごい。
 

江戸といって実は京都

 投稿者:Ruby-J.  投稿日:2017年 1月10日(火)18時36分57秒
  時代劇はほとんど京都撮影所だから、伏見稲荷は定番のロケ地なんよ。というか、時代劇に写るのは、江戸という設定の京都だと言って過言でない。
ほかに代表的なロケ地が、嵯峨野or宇多野の竹林、大覚寺、広沢の池、嵐山、下鴨神社など。
我々としては、「あー、これはあそこだ」「あっちじゃないか?」とか言って当てっこする邪道な楽しみもある。

鬼平って、まだそのまんまで続いてたんだねえ(驚愕)。
漫画にもなってるでしょう、切り裂きジャックのパロディで、夜鷹連続殺人事件てことにして、さいとうたかをが描いたのを読んだ。

着物の色は、現代人には想像しにくいところだよね。
けど、設定ひねったことでまたエピソード増えるから、書くほうにとっても今のうちに考えといたほうがよいのよ。
 

正月は鬼平漬けだった

 投稿者:鬼平帝  投稿日:2017年 1月 9日(月)16時32分1秒
  今日からアニメもあるなあ 鬼平
江戸の話だっつってんのに毎回伏見稲荷の千本鳥居出て来るのは何故だ
現在進行形の梶芽衣子見れていいわあ ファンヒーターの回収の声やってたのも梶芽衣子だったか

赤い着物はいろいろ設定考えますた
 

赤いドレスの同心

 投稿者:Ruby-J.  投稿日:2017年 1月 3日(火)15時40分59秒
編集済
  これだけどうしても気になるんで。
同心は赤い着物着られないと思うわ。
あれは身分の高い人の色で。歌舞伎のお姫様が赤い振袖着てるのは、赤い着物=大金持ちという意味もある。というのも、染料が稀少で高価な上にメンテが大変なんだわ。紫も同じ。禁色ってのは贅沢なんだす。だから下級武士や百姓町人は着るの禁止。
町人だといくらでもかいくぐる方法があるんだけど、役人だとまずい。赤い着物がキャラクター上必要なのはわかるんで、設定で工夫しといたほうがいいと思う。

実例として、限りなく赤に近い茶色ということにして、わざわざ**茶と名前つけて着るとか、そういうことが流行ったりもした。もちろんお上はそのたび禁止に走るんだけど、いたちごっこ。
江戸はとくに官僚文化でお上がうるさく、庶民のほうがそのうち地味な色のほうが粋ということに飼い慣らされて、幕末あたりになると若い娘の衣装でも絶望的に地味。芸妓の着物なんかどうしようもないぐらい地味。シックとかいうレベルではない。あんなもん若い女に着せてどうすんだぐらいの。
いっぽう上方は町人の力が強いので、京は華やか、大坂は原色謳歌。このへん、現代でも色彩感覚に地域差があることの起源だと半ば確信している。

しかし、話はおもしろいよ。ちゃんと風味も変えてあるし。人が浮いてくるのはいいね。
 

あけおめ

 投稿者:Ruby-J.  投稿日:2017年 1月 2日(月)00時14分29秒
  おもしろくないどころか、こっちはテレビで昨晩『ナニワ・サリバン・ショー』やってたんよ。KBS京都。稀少な素晴らしいものを観た。

もちろん小説も読みまっせ。今年もよろしく!
 

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